オランダ教育ワークショップを開催して

 

一昨年秋に、オランダ教育の調査でお世話になったリヒテルズ直子さんに講師をしていただき、草津でオランダ教育ワークショップを開催しました。前日は、対話の会でオランダ市民社会について講演頂いたのですが、双方の参加者に大変好評でした。

前日の講演は、昨年4月の講演で伺った内容+オランダの歴史的経緯で、大変濃い内容でした。いじめの問題にも触れられ、いじめられる人といじめる人の周りにいる無関心、ないし行動できない人達をどう変えるか、そのためにも自分が社会の一員であるとの認識をどうつけていくか、どう行動につなげていくか、シティズンシップ教育につながります。オランダというと、なぜ外国の?と思われがちですが、いいものを取り入れて教育環境の改善を図っていくということが重要だと考えています。

ワークショップは、前日の講演のエッセンスも取り入れながら、如何に互いが打ち解けあい、協力し合っていくかの練習の場ともなりました。教育問題は、私の重要施策の一つでもあり、更に深めていきたいと思います。

今回は、滋賀県でのいじめ事件のこともありましたので、嘉田知事、越市長との意見交換の時間もセッテイングしました。少しでも参考になれば幸いです。

両日とも懇親会も開催し、慌ただしかったですが、教育論議で大いに盛り上がり、とても有意義な時間となりました。多くの方に参加頂き、ありがとうございました!