ホールボディーカウンターが設置されて

会派で大津赤十字病院にて、今回導入された内部被ばくを検査するホールボディカウンタや、患部のみ照射できる放射線治療の最新機器tomotherapy、災害備蓄倉庫を拝見し、意見交換させて頂きました。
こちらは、昨年、高度救急医療センターの指定を受けられ、がん医療・救急医療に取り組んで頂いています。
大津赤十字病院は、県の災害拠点病院の一つであり、今後も連携して滋賀県の医療体制を整備していきます。

 

先生方の熱い思いを伺うと、頼もしい限りです。

ホールボディカウンタは、思ったより幅が狭いです。かなりの重さなので、地下にしか置けず、感染症対応の部屋に上手く収まって良かったです!とのことです。これで内部被ばくについて、福島県から避難されている方が検査を受けることができる体制ができました。一般の方も10800円で検査を受けることができるよう調整中とお聞きしました。

病院では、災害発生時、現場に駆けつけるDMATという部隊があります。東日本大震災でも何チームも出動されています。

ここでは、連絡が入るとすぐに出動できるよう、各自のロッカーや持ち物が整理されています。

災害時など、非常時に対象者の優先度を決めるトリアージ用の簡易ベッドや表示が多数ありましたが、まだまだ増強したいと仰っていました。

また、災害時には、非常用電源や水の確保も重要です。タンクには、飲料用の水も確保されています。

滋賀県では、災害拠点病院といった、核となる病院と病院の連携・病院と診療所の連携などを進めていっています。

大きな病院での資機材整備も必要ですし、在宅看護を今後進めるにあたっては、多職種との連携も重要で、また少しづつ各地でご意見を伺いたいと思っています。