一般質問;海外戦略について

2015-11-02

HPの投稿がしばらくできておらず、遅ればせながら9月議会一般質問の内容を報告致します。

円安や訪日ビザの緩和などから、訪日外国人観光客数も大幅に伸びており、特に関西空港では、平成29年3月からLCC国際線専用の第3ターミナルの運用開始も予定され、今後も増加が見込まれます。地方創生の総合戦略策定などが進む中で、『世界から滋賀へ、滋賀から世界へ』の流れをどうつくっていくのか。

特に、国からの地方創生交付金で観光予算などが大幅に増えていることから、6月、9月と質問をしました(6月質問は後から(^_^;))

Q;関西の中でどのように滋賀県を印象づけていくのかが重要と考えるが、関西広域連合での海外プロモーションの効果についてどう捉えているのか

A:琵琶湖をはじめとする他府県にはない本県の素材の魅力を強く打ち出すことができるよう、発信の仕方を工夫するなどして、素材のよさや独自性を十分アピールし、滋賀県を強く印象づけていきたい。

Q:展示会やコンテストなどの参加のチャンスを増やたり、現地の著名人を登用するなど、プロモーションの方法を変えてみてはどうか?海外でのプロモーションの今後の在り方について

A: 昨年度は、関西広域連合や京滋連携(京都と滋賀の連携)などの事業で、香港の芸能人によるテレビ番組での本県観光地の紹介、マレーシアの女優による旅行雑誌の取材の招請、多くのファンを有するパワーブロガーと呼ばれる海外ブロガーの招請など、現地著名人を活用したプロモーションの取組なども実施した。

Q;滋賀県では、自治体国際化協会クレアやJETRO等の他機関が運営する海外事務所、大阪府が取り組む海外ビジネスサポートデスクの共同運用で、関西広域連合の加盟府県としての利用、滋賀銀行を始めとする金融機関の海外事業所との連携を進めている。更に、中小企業の海外展開を重点的にサポートする国において事業展開している滋賀県ゆかりの企業との連携促進を図ることも重要ではないか?

A; 大手損害保険会社2社と協定を締結。台湾・台南市では、現地の企業との協力関係の   もと、一昨年度から、ビジネスサポートデスクを設置し、ベトナム・ホーチミンでは日本に縁のある企業を訪問した。県内企業の海外ビジネスを、進出前から進出後まで、事業段階に応じて多面的に支援していきたい。

Q:観光プロモーションのターゲットとしている国出身の京都府や滋賀県への留学生を対象に、留学生と連携した観光プロモーションをしてはどうか

A: 海外向けの観光プロモーション用ウェブサイト「go.biwako」において、留学生や在住の外国人の協力を得て、実際に県内の観光地を訪れていただき、写真付きのレポートを掲載し、発信をしたり、観光ガイドの多言語表記化に協力頂いた。今後はニーズ調査などでも意見を頂き、発信していきたい。

本年4月には「琵琶湖とその水辺景観」~祈りと暮らしの水遺産~が日本遺産として認められました。これまで近江の仏像は、東京の三井記念美術館をはじめ、静岡県、宮城県、島根県、東京芸術大学と、国内各地を巡回する中で、大変好評を得、滋賀県のブランド力向上にもつながったと聞いています。

Q;4年後の平成31年度までには、新生美術館のオープンが予定されている。世界との繋がりを謳う中で、近江の祈りの文化を今後世界にどう発信していくのか、

A; 新生美術館については、滋賀の仏教美術等の素晴らしさを休館中においても全国、世界に発信してきた琵琶湖文化館の機能をしっかりと引継ぎ、海外を含め多くの方々を県内各地にいざなう入り口としての役割を果たしていくことが重要。今後、マイヤーガーデンにおける実績も生かし、国内外の美術館・博物館と積極的に連携した展覧会を開催していきたい。

湖のご縁で、滋賀県は、ミシガン州と姉妹交流を締結し、これまでのべ3000人以上の親善使節団の相互派遣、ミシガン号などの民間交流、JCMUでは、8000人以上の日米の学生が学び、近年では、文化・経済交流を進めてきました。3年後の2018年には姉妹締結50周年という節目を迎えます。

Q;50周年に向けて、どのように取り組んでいくのか、またポスト50周年をどのような関係を結んでいくのか。

A; JCMUを活用した次世代の交流の担い手の育成、文化・芸術分野の交流プログラム拡充による県民参加の推進、経済分野での交流等に取り組んでいきたい。そして、この交流を、次の50年に向けてさらに発展させ、交流の輪を世界に広げていきたいと考えている。

以下、質問文です。詳しくは、滋賀県議会HPにて、録画もあります↓

近年、都道府県・政令指定都市レベルでみれば、外国人観光客誘致、地場産品の海外販路開拓などの海外活動を行っていない自治体はないといっても過言ではないほど、自治体の海外進出が活発となっています。特に円安や訪日ビザの緩和、日本食への注目から、世界的に日本への関心が高まり、訪日外国人観光客数も大幅に伸びているのもご承知のところです。

関西では、関西空港において格安航空会社、いわゆるLCCの就航が増え、アジア近郊からの誘客が急速に増えています。 今年6月の発表によりますと、関西空港では、平成29年3月からLCC国際線専用の第3ターミナルの運用が開始され、現在の第2ターミナルをLCC国内線専用とされる予定です。

関西広域連合でも観光分野において、国際観光トッププロモーションとして、これまで食やアニメなどを打ち出して、プロモーション事業をされてきました。滋賀県が単独でプロモーションをする場合には、近江牛を始め、滋賀県を強く打ち出すことができますが、関西広域連合のプロモーションでは、食に関しては、神戸牛が出るなど、関西として食に関するインパクトが特に弱いようにも感じます。関西の中でどのように滋賀県を印象づけていくのかが重要と考えますが、①  関西広域連合での海外プロモーションの効果についてどう捉えているのか、知事に伺います。

これまで滋賀県単独で観光や食のトッププロモーション、一昨年昨年は、台湾 台南市やベトナム ホーチミン市と覚書を交わすなどの取組みも精力的にされており、JETRO(日本貿易振興機構)の滋賀県事務所誘致の検討もされているところです。

私自身も、これまで香港やベトナムなどを調査してまいりましたが、参加する事業者の方の事前準備や事後のフォローなど、ビジネスを進める上で、より高い効果を生み出すために、今後は、プロモーションの前後のフォローといったきめ細かなフォローが重要ではないかと考えます。

また、プロモーションや各展示会、国際コンクールに単独で、積極的に取り組む県内の中小企業の方も増えてきました。昨年度も香港でのインターナショナル テイー フェアではお茶部門で金賞を受賞されましたし、今年度は、世界各国で活躍するソムリエが選ぶイギリス ロンドン ハロッズ主催の2015 ロンドン酒チャレンジにて県内の日本酒が金賞を受賞されました。受賞しますと、注目度が集まることもあり、いくつかの商談につながったとのお話も頂いております。最近では、ベトナム、マレーシアのファッションショーに滋賀県の地場産の素材が採用されようとするなど、滋賀県の魅力が広く伝わることを嬉しく思います。

このような動きの中、特にアジア各地域でのプロモーションは他の都道府県でも同様になされており、トッププロモーションも重要だとは思いますが、展示会やコンテストなどの参加のチャンスを増やして、認知度や商品力を世界レベルにあげていくことや、現地の著名人などによるプロモーションなど、プロモーションの方法を変えてみてはどうかと思います。②  海外でのプロモーションの今後の在り方について、知事に伺います。

海外での事業展開の足場として、自治体で海外拠点を設けているところもあります。佐賀県では、将来、佐賀県が世界に必要とされる地域となっていくことを目指し、2011年6 月に佐賀県国際戦略「世界とつながる佐賀県行動計画」を策定、昨年6月に改定されています。この計画において、2011年8月に佐賀県庁内に上海デスクを、10月には瀋陽事務所と香港事務所を開設されています。香港調査の際には、佐賀牛の認知度も高く、事務所職員の機動力についても伺い知ることができ、海外における佐賀県のプレゼンス向上に向けて着実に進められている印象を受けました。

滋賀県では、姉妹友好都市関係の中で経済連携も含めているものの、ビジネスサポートデスクを海外に置いてはおりませんし、財政上、今後設けることも難しいと考えます。そこで、滋賀県では、自治体国際化協会クレアやJETRO等の他機関が運営する海外事務所、大阪府が取り組む海外ビジネスサポートデスクの共同運用で、関西広域連合の加盟府県としての利用、滋賀銀行を始めとする金融機関の海外事業所との連携を進めているところです。

私は更に、滋賀県として中小企業の海外展開を重点的にサポートする国において事業展開している滋賀県ゆかりの企業との連携促進を図ることも重要であると考えています。③  滋賀県に縁のある海外事業所との連携促進について、商工観光労働部長に伺います。

次に、留学生を通じたプロモーション事業について伺います。

これまで、観光プロモーションとしては、海外エージェントや旅行会社を滋賀県に招待する事業を取り組まれてきました。一方で、滋賀県や近隣の京都府に世界各国から多くの留学生が来日していますが、留学生や研修生、また支援されている方と意見交換させていただきますと、意外に日本人との交流が少なく、また交通の不便さもあって、滋賀県の魅力を知らずに帰国している場合も多いとのことでした。

そこで、観光プロモーションのターゲットとしている国出身の京都府や滋賀県への留学生を対象に、④  留学生と連携した観光プロモーションをしてはどうかと考えますが、商工観光労働部長に伺います。

7月25日から29日まで3泊5日で、滋賀県姉妹交流都市であるミシガン州を訪問してきました。訪問先の一つとして、昨秋から、今夏まで、世界の博物館100の一つとされるマイヤーズガーデンにて開催された滋賀特別展に寄せて頂きました。特別展を通じて、県内施設、商工会が協力して滋賀のブランド力向上に向けて取り組めたことと、ミシガン州及びアメリカ全土、更には、ヨーロッパ、遠くアジアから、合計386、500人余の方が来場されたことは、滋賀県にとって、大きな力となりました。

開催にあたり、近代美術館、信楽陶芸の森、琵琶湖文化館をはじめとする関係各位のご尽力に感謝申し上げ、信楽焼きや近江八景の屏風絵を始め、滋賀県の幅広い文化的魅力を発信できたことを喜ばしく思っています。

また、ギフトショップで販売される滋賀の物産の売り上げも上々で、引き続き販売して頂けるとのことでした。ギフトショップや6月にオープンした日本庭園を拝見すると、数珠を始め、自然や禅に対する畏敬の念を感じることができました。

折しも、本年4月には「琵琶湖とその水辺景観」~祈りと暮らしの水遺産~が日本遺産として認められたところです。これまで近江の仏像は、東京の三井記念美術館をはじめ、静岡県、宮城県、島根県、東京芸術大学と、国内各地を巡回する中で、大変好評を得、滋賀県のブランド力向上にもつながったと聞いています。

4年後の平成31年度までには、新生美術館のオープンが予定されています。世界との繋がりを謳う中で、⑤近江の祈りの文化を今後世界にどう発信していくのか、総合政策部長に伺います。

 湖のご縁で、滋賀県は、ミシガン州と姉妹交流を締結して、これまで永きに亘り、学生や一般の国際交流、近年では、経済交流を進めてきました。今回の滋賀特別展は、ジョセフ・ベックラー副園長の御子息がミシガン州との交換留学によって水口高校に留学されたことがきっかけとなっています。これまでの継続した交換留学の効果が出ている一つの事例でもあり、姉妹関係の絆を感じた次第です。

また、姉妹提携20周年に滋賀県に設立されたミシガン州立大学日本センターは、現在1歳半のこどもから幅広い層に英語プログラムを提供され、私の住む草津市でも講座を開催頂いております。

ミシガン州では、環境系NGOや行政関係者、日系企業、ミシガン州立大学、ウェスタンミシガン大学の留学生、ミシガン州議会議員の方々など、幅広く意見交換をさせていただきました。3年後には姉妹締結50周年という節目を迎えます。⑥  50周年に向けて、どのように取り組んでいかれるのか、またポスト50周年をミシガン州とどのような関係を結んでいかれるのか、知事に伺います。

 

 

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