琵琶湖と水草

朝1番に市役所→西消防署へ消防団の入隊申込み書を届け、

その後、湖南中部浄化センターそばの中間水路の水草刈取りの現場を

見せて頂きました。

 

琵琶湖に生える水草を除去するには

1、表層刈取り

2、根こそぎ除去

3、人力刈取り

の3パターンをしています。

この中間水路については草津市からも要望としてあがっており、

本日は、表層刈取りで、湖南南部の中間水路の状況について

現場担当の方と、県職員の方に説明いただきました。

水草の除去は毎年、場所を決めてされているのですが、根こそぎ除去は

3年を経て、効果がみえてきたとのことでした。

 

昔、アメリカの農園でプルーンの刈取りを見たことがあるのですが

シャベルのようなもので掴み取り、後ろに送って、別の船で回収し

運んでいくという作業が繰り返されます。

昔は、水草は堆肥として利用されていたのですが、農薬などを

使用するようになり、水草利用がなくなりました。

只今滋賀県では、もう一度堆肥として利用できないか、実証事業

をしています。

玉ねぎの生育がいいなど、goodな報告がされています。

実際の堆肥化される水草などの実物は、環境フォーラムなどで

展示されています。

また、長浜バイオ大学などが水草をバイオマスエネルギーに利用する研究に

取り組まれるなど、近年利用価値が見直されています。

ただ、水草をエネルギーに変える前に、一旦廃棄物処理料がかかるという法的な

面があり、コスト高など課題があるようです。

(バイオマスは成功・失敗事例がありますので、今後調査したいと思っています)

ヒシの実を見せて頂きました。

ヒシは実がなる前に刈り取ると来年度に向けて

効果があるとのことでした。

ヒシの実は、食べるとおいしいとの話もあり、

悩ましい・・・

 

午後は、アメリカ合衆国ミシガン州からいらっしゃった

Estherさんと国際交流について意見交換。

県内何カ所か回られるので、草津の街道を案内することも

あり、昔水筒として使用されたひょうたんをお知り合いの所で

購入してお渡ししました。

せっかく草津にいらっしゃったので、草津宿本陣や、

草津宿街交流館、太田酒造さんの道灌蔵を回りました。

(琵琶湖博物館は昨日いかれたとのことでした)

Estherさんは以前広島で教師をされていた頃、太鼓に

出会って、その後アメリカに戻られてからもTAIKOの普及に

取り組んでいらっしゃいました^^

今回はミシガンに引っ越されたので、滋賀県と姉妹都市とで

交流のために何かできないか、ということでお話が

ありました。

草津市はポンティアック市とは向こうの財政事情で

今は交流がほぼない状態らしいですが、私からは

JCMUや県の国際協会などを紹介させていただきました。

私も昨年JCMUに寄せて頂き、意見交換させていただい

たのですが、未だ国際協会もしっかりとまわれておらず、

今回十分なアドバイスができなかったことは反省です^^;

http://taikoaz.com/about/

70歳を超える?とのことだそうですが、パワフルで、交流のために

自分のできることをしたいので、色んな方と繋がりたい!と意欲的でした^^

頂いたお礼のメールでは、アメリカに戻って、日本訪問のことを

皆に伝えますとのことでした。

益々、交流が深まるといいですね!