糸賀一雄生誕100年記念式典

 

今年は糸賀一雄先生生誕100年ということもあり、土日の記念事業に参加してきました。土曜日のさきらでは、県民参加パフォーマンスライブが繰り広げられました。各地域のワークショップ発表も個性的でしたが、さきらこどもオーケストラとのコラボレーションで、前でワルツを踊ったり、打楽器を使用したり、それぞれが人ひとりとして、輝いていました。

 

夜のレセプションの挨拶の中でも少し触れましたが、言葉に拘泥して、感情の発露というものを自分自身忘れていたかな、そんなことを感じた日でした。

 

レセプションにいらした鳥取県の平井知事からは、今年の鳥取のイベントについて紹介され、鳥取県民の方が描かれた嘉田知事の似顔絵がサプライズプレゼントされました。平井知事とは、以前琵琶湖塾でお会いした天然芝の鳥取方式でお話を伺ったニール・スミスさんのお話や、関西広域連合委員会に傍聴した折の感想などをお話させていただきました。

2日目は、論文表彰や大江健三郎さんの講演がありました。むれやま荘の島田先生からは、障害児医療に関わってこれまで学んだこと、気づいた事、実践できたことをお話いただきました。中でも、初めて従事した時に、障害者施設が大変不便な土地にあるのはなぜか?と疑問をもたれたことなど率直な意見を伺うこともできました。町の中にこそ・・・共感が得られる街をつくれるよう、まだまだ取り組むべきことは、この100Thでも確認されました。

先般の予算質問でもさせていただいたように、障害者の特に就労、自立できる社会については、今後事業所も各地まわらせていただきたいです。(車を運転しない私には、不便さがよくわかります・・・)