放課後デイサービス そらまめクラブ

 

以前、学童の件などで意見交換させて頂いた時に、特別支援学校の子ども達や、外国籍の子ども達の件について伺いました。”インクルーシブ”や”発達障害”などをキーワードに、少しづつ回らせて頂きたいと思い、今回”そらまめクラブ”に寄せて頂きました。

ここは、もともと冒険遊び場などをされている所です。就学前から障がいのある子もない子も共に遊ぶことで、互いの距離感を覚えていく、発達障害と言われたりする子でも身体を使って思いっきり遊ぶと落ち着いてくる、年齢のちがう子が一緒になることで互いに成長するなどといったことが、見られるとのことでした。

また、迎えにくるお母さん達の相談や情報交換の機会にもなっているようです。学校へのスクールバスは便利な反面、先生と出会う機会が少なく、同じ障害をもつ親同士の交流であったり、子ども達の交流を通して、大人の学ぶ場ともなっています。

障害者の法定雇用率をただあげるだけでは、障害のある人もない人もともに暮らしやすい社会の構築には厳しいです。就学前からの交流が大事と仰っていましたが、大人が理屈で考えるよりも、子ども達は本当に素直に自ら学ぶ力があると感じました。

また、NPO法人が事業をしていくことの難しさも伺いました。行政が、NPO法人などに委託するのは、民間の力を活かすためであり、最大限活かされるような仕組みになっているかは、検討しなければならないと感じています。